名刺の裏のひみつ


こんにちは、パブリックグッド中尾です!

突然ですがみなさん、弊社のスタッフの名刺の裏に隠された秘密をご存知でしょうか。
え、ご存知ない??
それでは、このブログを読まれた方は、弊社の社員と名刺交換をした際に、ぜひ「裏面」をご覧ください!

 

実は、裏面には、「各々の好きなもの」が描かれているのです。
(弊社ブログの4コマ漫画でおなじみクロバのイラストです!!)
人によって本当にバラバラで、趣味とか好きなスポーツとか色々で、結構面白いんですよ。

 

そこから、初めての方とも会話を膨らませられればいいのに!という希望のもと作られている(はず)なのですが、
私は一度も名刺の裏から会話を膨らませられたことがありません。
せっかく相手がボールを投げてくれても、なんだか好きなものを語るのが照れ臭くて、
「あ、はい、まあ好きなんですよね、へへ…」っていう感じで返事をしてしまうのです。
(溢れる中二感)

そこで、せっかくの機会なので、
わたしの名刺の裏に描かれているものについて、ちょっとPR目線を挟みながら熱く語らせていただこうと思います!
ブログなら恥ずかしくない!!

 

私の名刺の裏に描かれているものは
「鳩サブレー」
です。

 

知っていますか?鳩サブレー。
そうです、お土産の定番、鎌倉の豊島屋のアレです。

ちょうど2日前、フジテレビのLive news itでも放送された、注目のアレです!
▶︎参考リンク:続々! 土産の定番が文房具に 鳩サブレー & バターサンド
https://www.fnn.jp/posts/00426015CX/201910221813_CX_CX

 

 

明治27年(1894年)鎌倉の地に誕生、100年以上続く商品の魅力とは

 

私はかれこれ10年以上、好きな食べ物は??
と聞かれたらベスト3以内に必ず鳩サブレーが入っています。(後は、”生姜”と”すあま”が常にランクインしています。)

最初は父親が出張に行った時に買ってきてくれたお土産がきっかけだったのですが、
あの優しい美味しさ、食べ応えのあるサイズ感、
ぽってりしたチャーミングなフォルム、そして、飽きのこないデザイン。
全てが10代の私の”好き”のストライクゾーン、ど真ん中を突き破りました。

鳩サブレーをご存知ない方はこちらから
▶︎参考リンク:鎌倉土産の超定番「鳩サブレー」の意外な来歴  https://toyokeizai.net/articles/-/256322

 

 

鎌倉にある本店には「鳩これくしょん」と呼ばれる限定グッズが売られているのですが、
これがめちゃくちゃ可愛い。

例えば、
・本物の鳩サブレと全くおなじサイズ!リアルすぎると社内がザワついた「鳩妻鏡」(ハトミラー)
・わざわざ81.0(はと)枚入りにしている、こだわりすぎて伝わらない「あぶらとり紙」
など、30種類以上のグッズが今まで作られてきたそうです。

▶︎参考リンク:【鎌倉限定土産】鳩サブレーの「豊島屋」本店でしか買えない人気の鳩グッズをご紹介!
https://travel.navitime.com/ja/area/jp/guide/NTJkmk1002/

 

はい、聞いただけでも欲しくなったのではないでしょうか。
私も、何度か聖地(豊島屋本店)へ行き、この素晴らしいアイデアのグッズを眺め・お買い上げしてきました。

 

 

 

■商品だけじゃない、会社を好きにさせる仕組み

 

そして、何がすごいって、この可愛いグッズたちは、豊島屋の4代目の久保田社長がお1人(!!)で考えて、作られているそうなのです。

▶︎参考リンク:どうしてこうなった…社員も困惑「鳩サブレー」グッズが攻めてる
https://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/25828

 

お1人で作られている背景として、久保田社長はこのように答えられています。
― 『うちはあくまでも和菓子が本業だから』です。社員の仕事はお菓子を売ること。だから余計な仕事はさせないっていう。そもそもは、豊島屋に親しみを持ってもらい、ファンを増やしたいというところから始まった

なんて素敵な社長…。胸キュン。

 

 

さらに、胸キュンなことは、これだけではありません。

2014年、鎌倉市が海岸3カ所(「由比ガ浜海水浴場」「材木座海水浴場」「腰越海水浴場」)の命名権を売りに出したのですが、
ネーミングライツを年間1200万円、10年契約で取得・購入した豊島屋が、
なんと、あえて海岸の名前をそのままにする方針を発表したのです。

 

▶︎「鳩サブレー海岸」にはしません 豊島屋、命名権購入も名前はそのままに
https://www.huffingtonpost.jp/2014/05/15/kamakura-toyoshimaya_n_5334297.html

このニュース、2014年の出来事なのですが、
なぜかつい先日、ツイッターで話題となり、3.4万リツイート、6.8万いいねを超え、突然バズったのです。

 

▶︎ @tekarin さんのツイートより引用
― 財政難だからと単なる地名の枠を越えて文化の一部である3海岸の命名権を売り出してしまった鎌倉市
それに対して命名権を買いそのまま「材木座海岸」「由比ガ浜海岸」「腰越海岸」と命名した鳩サブレーの豊島屋さんの心意気は本当に素晴らしいので、鎌倉に行った人はぜひ鳩サブレーを買って帰って欲しい
https://twitter.com/tekarin/status/1183967407032819712?s=20

 

胸キュンが止まりませんね…!

 

 

■直接的じゃないこだわりが、ファンを作る

こういった、商品とは直接結びつかなかったり、本命の商品の販売にはすぐには結びつかないような取り組みですが、
消費者はあらゆるきっかけから、豊島屋が好きになるだけではなく、
ふとした時に、企業の取り組みを知ることで、
豊島屋で働く人、取引先の人、多分取材したメディアの方々もみんなが、「豊島屋のファン」になっているのではないでしょうか。

先ほど参考としてご紹介した、「どうしてこうなった…社員も困惑「鳩サブレー」グッズが攻めてる」の記事の最後に、
広報の方が、自社の社長のことを「ヒーロー」と称しています。

こんな素敵な会社中々ないですよね。

 

最初は「食べて美味しいなー」「見た目がかわいいなー」くらいの気持ちで、商品が好きだった鳩サブレー。
気がつけば、店舗も取り組みも社長も働く人もみんな素敵なことを知り、すっかり、
鳩サブレーのファンから豊島屋のファンへとなっていきました。

 

 

私たちは、PRのお仕事を通して、関わらせていただいた企業や商品の魅力を、いろんな方面から世の中に伝えられるように、
日々、試行錯誤しています。

商品の魅力を企業が直接伝える「広告」とは違い、メディアやSNSのつぶやきなど、
第3者の目から見た「企業の魅力」を伝えられることが、PRの良さだと思います。
(自分で「私可愛いでしょ!」と言い続けてるひとよりも、人から噂で「あの子かわいいよねー」と言われれている人のほうが信憑性ありますよね。)

 

PRの先に、企業や商品に対して、見ている人が何か心が動かされることで、
好きになったり、買ってみようかなと思ってもらえるのです。

その「何か心が動かされること」をつくるお手伝いができる仕事、がPRです。多分。
そう、つまりは胸キュンさせたいんじゃー…!

豊島屋への愛を語りすぎましたが、ファンの目線から、
どういうPRをきっかけに、商品→企業のファンへとなっていったのか、を考えてみました。
「PRってなんじゃらほい」と思われている方に、少しでも伝われば嬉しいなーと思います。


パブログTOPへ 全体のTOPへ