PRパーソンがオススメするSF映画


こんにちは!

パブリックグッドの映画担当のIGAです。

 

今回は、IGAがオススメするSF映画を紹介します。(菅原がたまに『PRパーソンはSF映画を見ろ』と言ってます。その理由は、SF映画とは世界最高峰のクリエイターが作った、現代社会の問題をクリエイティブにフィクションで表現した未来だから)

 

実はIGAはあまりSF映画が得意ではないのですが(スターウォーズやスタートレックの熱心なファンというわけではありません。すみません。。。)そんなIGAでも好きなSF映画があるので紹介します。

 

 

ブレードランナー / ブレードランナー2049

「ブレードランナー2049」は現在公開中ですが、その前段が1982年に公開された「ブレードランナー」です。「ブレードランナー」はSF映画の金字塔と言われていて、それが原点なのにサンプリングされまくって逆に古く見えてしまう“懐かしい未来”(by添野知生氏)が描かれています。2019年のロサンゼルスで、警察官の主人公が脱走したレプリカント(作中に登場する様々な能力を持った人工合成人間)を追うというストーリーです。

 

1982年公開の映画で、35年前に世界最高のクリエイターのリドリー・スコット監督が描いた未来が、まさに今の2017年です。空飛ぶ車、巨大スクリーンに映る美女、AIが働く…。実現できていないのは、人と見分けがつかないレプリカントくらいだと思います。

 

ネオン光る街並みは新宿歌舞伎町そのもので、なので「ブレードランナー2049」は新宿で見るのがオススメです。映画の世界が終わらずに余韻に浸りながら家に帰れます。雨が降っていたら最高です!

 

その「ブレードランナー2049」は30年後の2049年が舞台で、さらに進化した未来が登場します。ハイパーな農業、人間と同化したレプリカント、理想の恋人ロボット、貴重で高価な自然物…。

 

前作「ブレードランナー」の世界は35年後の今、現実になっていますが、「ブレードランナー2049」の世界はあと30年後、実現しているのでしょうか。

 

 

エクス・マキナ

「人間か?人工知能か?」を突き詰めた密室ドラマです。本作を映画館で見た時の緊張感が尋常じゃなく、ものすごく逃げ出したくなったことを覚えています。

 

世界最大の検索エンジン“ブルーブック”のCEOの別荘が舞台で、プログラマーの主人公がそこを訪れるところから物語は始まります。そこで、女性型ロボット「エヴァ」に搭載された世界初の実用レベルのAIが「知的かどうか?」をテスト(チューリングテスト)するというストーリーです。

 

とにかく「エヴァ」がめちゃくちゃ人間らしくて、「人間とAIをわけるものは何か?」のテーマが真に迫ってきます。演じるアリシア・ヴィキャンデルの魅力が爆発してます。別荘から出られない「エヴァ」が憧れの場所として渋谷のスクランブル交差点のポスターを部屋に貼っているのも、田舎の女の子みたいで愛おしいのです。

 

 

クラウドアトラス

19世紀から24世紀まで、時代を超えた6つの物語が連なるグランドホテル形式の映画です。(一言で言うと手塚治虫の『火の鳥』に似ています)

 

大企業の不正を暴くジャーナリスト、自我に目覚めるレプリカント、無理やり老人ホームに入れられてしまう元編集者…。違う時代に生きる主人公が「その時代に自分らしく生きる」ために闘います。

 

くじけそうになる彼らが再び一歩踏み出すきっかけになるのが、前の時代に闘った人間が作った作品です。それが、手紙だったり、曲だったり、旅行記だったり、映画だったりするのですが、その時代を代表するメディアが次の時代の主人公を勇気づけるのです。ここが非常に痺れて、映像自体も時代を超えてシンクロする作りになっているので、「魂は受け継がれる!」と号泣しました。

 

前述の「ブレードランナー」の中に「tear’s in the rain」という非常に有名なモノローグがあるのですが。寿命が迫ったレプリカントが語る「自分は人間が信じられないようなものを見てきた。…だが、それも時と共に消えていく、雨の中の涙みたいに」というシーンがあります。

 

この場面では、寿命が4年しかないのに危険な労働を課せられて捨てられるレプリカントを表す非常に悲劇的なセリフとして語られているのですが。たとえ「雨の中の涙」みたいに流れるものでも、魂は受け継がれて、未来は変わると自分はかなりポジティブに受け取っていて、すごく好きなシーンです。

 

「ブレードランナー2049」にもこの「tear’s in the rain monologue」を踏襲するシーンがあり必見です。


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