フジロック初YouTube配信について考える


はじめまして、新入社員の中尾です。

緊張のブログ初投稿です。

どんなことを書けば良いのかまよった結果、ライブ配信の果たす役割について、とりあえず思ったことをツラツラと書かせていただくことにしました、よろしくお願いいたします。

 

瀬戸内海に浮かぶ香川県・直島のコーヒースタンドでお土産として販売されているTシャツが、ある出来事をきっかけに局地的に人気となり、オンラインショップであっという間に売り切れるというちょっとした事件が、最近夏フェスファンの間で話題になりました。ある出来事とは、フジロック出演アーティストであるDirty Projectorsが、フェスの数日前に立ち寄った際に買ったTシャツをそのまま着てステージに出演したこと。中継で、カタカナではっきりと「コーヒー」と書かれたTシャツはばっちり映り込み、瞬く間にネット視聴者の心をつかみ、販売元を特定させたのです。

 

 

■引きこもりに嬉しい「スマホでフジロック」実現!97年のスタート以来、初のライブ配信

さて、みなさん、フジロックへ行きましたか?

私は行っていません!(キリッ)

なぜなら、今年から
史上初めてのYouTubeライブ配信が始まったからなのです。

 

いえ、それは建前で、本当はチケット高いし野外苦手だし、その上フジロックのファッションは、機能性+おしゃれさが必要でハードル高い…というグチグチとした言い訳を並べて毎年行けていません。

 

▶参考リンク:好天に恵まれた「フジロック’18」2日目 際立つストリートスタイルの装い
https://www.wwdjapan.com/663308

 

(え、嘘やろ…こんなおしゃれな上に、雨風に耐える服とか無理っ…!!)
と完全に怖気付いた私です。

 

そんな、引きこもり卑屈フジロックファンに捧げる、最高の仕組みがYouTubeライブ配信です。

 

今年は、特に3日目のラインナップが最高で、私の好きなアーティストが並んでいました。
特に注目すべきはみなさんご存知「ボブ・ディラン」でしょうか。
せっかくなので、ディランと私の出会いから書き出してみようかと思ったのですが…

 

なんとライブ配信にディランが含まれていない!!ということに当日気がつき、愕然とした次第です。

 

■お家でダラダラ、フジロックの新しい楽しみ方を堪能

 

その代わりに
Dirty Projectors→Vampire Weekend
という最高の流れを聴きながら、お酒を飲んで楽しんでいました。

 

念のため夏フェス経験のない方のために簡単にご説明すると、大型の音楽フェスの場合、広大な会場内に複数のステージが設けられており、ステージとステージの間の移動に何十分もかかってしまうことも珍しくありません。なので、お目当てのアーティストの出演スケジュールと、現地のステージの立地とを交互ににらめっこしながら、誰の公演を聞くか、じっくりと取捨選択しなくてはならないのです。

▶参考リンク:2018/7/29 タイムテーブル
http://www.fujirockfestival.com/artist/timetable/tt29.asp

 

実際の会場では、Vampire Weekendは”GREEN STAGE”、Dirty Projectors は”RED MARQUEE”とステージが離れているため、最後まで聴いてから移動していては、間に合わないのではないでしょうか。

しかし、スマホでフジロッカーの私はワンクリックで移動ができます。(キリリッ)

 

 

■現地参戦・在宅、双方での音楽の楽しみ方を、フジロックが提供してくれた

 

ではここで、簡単に本家フジロックとスマホでフジロックの違いを整理してみたいと思います。

 

▶︎フジロック

・会場:苗場スキー場
・金額:1日チケット¥20,000,- +移動費+おしゃれな服購入費(必要な人だけ)
・服装:おしゃれで機能的
・移動:大変(でも、途中に楽しい催しがあるらしい)
・飲食:フェス飯と野外で飲む美味しいビール
・音質:最高(でも天候による)
・一体感:泣けるらしい

 

▶︎スマホでフジロック

・会場:自宅
・金額:無料
・服装:部屋着ですっぴん
・移動:クリックするだけ
・飲食:コンビニおつまみと缶ビール
・音質:そこそこ(いいイヤホンで聴いている)
・一体感:YouTubeリアルタイムコメント欄の人と共感できる。

 

 

今回の配信で、フェスの楽しみ方は一つではない、ということが証明されたのではないでしょうか。

欲しい情報・どんな体験をするかは、ユーザーが選べるほうが幅は広がりますよね。

 

私は、音楽に関してはゆるーく感覚的に気に入ったものを聴くので、ボーカルがどんな政治的思想をしているとか、誰と付き合っているとか、どんな楽器を使っているとかは、あまり興味がありません。

でも、音楽ファンの中にはそこが大切な人もいますよね。

 

それと同じように、夏フェスというシーズナルイベントの新しい体験方法が、今回のライブ配信では提供されたのではないでしょうか。

 

 

■「行かなくても伝わる情報」を惜しみなくライブ配信してくれたことで、かえって、「現地に行かなくちゃ分からない良さ」が伝わってきた

 

「おうちでフジロック」は、現地参戦と甲乙つけがたい楽しいものではありましたが、
実は、ライブ中継を見ながら感じた正直な感想として、
あれ、結果現地のほうがいいんじゃ…と思ったことも事実です。

 

 

スマホを広げればたくさんの情報があふれていて、大変便利です。

でも音楽やアートは情報が不自由なくらいのほうが私はちょうどいいと思っています。

 

今回のYouTube配信は、スマホという便利な機能によって実現していますが、それでも現地には敵わないところがたくさんあって、便利なのに不自由という謎の状態が起き、結局スマホフジロッカー達は、
「やっぱり生演奏が聞きたいなー、来年はフジロックに行かなきゃ」
という気持ちになっているのです。

(コメント欄もそのような言葉であふれています。)

 

無料で配信とか本当に太っ腹だなーとか思っていたのですが、見られないアーティストもたくさんあるし、画面の向こうは楽しそうだし、、、きっと、スマホでフジロッカー達に、来年はフジロックに行くように仕向けている配信サービスなのです。

まんまと!!まんまとフジロックのプロモーションに、してやられているのではないでしょうか。

 

来年以降、もしも、わたしがフジロックに行くことがあれば、

その時は、中尾はぐちぐちと良さを語っていた”不自由”を捨て、”自由”へ旅立ったのだと思ってください。

(何を言っているのでしょうか)

 

 

P.S.

余談ですが、もともとこの記事のタイトルは【フジロック初YouTube配信について考える】でなく、【「コーヒー」Tシャツが流行る】にする予定でしたが、会社からからNGを食らって泣く泣く変えました。

「コーヒー」Tシャツですが、Dirty Projectorsのvo.デイヴが着ていてあまりにも気になりすぎてコメント欄が「コーヒー」で溢れかえっていたので、思わず。

わたしも気になりすぎて、曲が頭に入ってきませんでした…

 

ちなみに、スマホでフジロッカーの皆様の素早い探索力により、ここの商品だということが一瞬で発覚し、早くも売り切れているようです

これも、何かのメッセージだったらどうしよう。
(なんでTシャツの写真がくしゃくしゃなんだろう…。)

と、いろいろ気になってしょうがないので終わります。


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